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時間感覚がもうわかんない



 コンコンと、ドアを叩く音がした。いい加減にその音だけで誰が叩いたのかが分かってくる。
「三上せんぱーい」
「今日は遊ばないからな、藤代」
「入りますよー?」
 帰れというニュアンスで言ったにもかかわらず、藤代は部屋に入ってきたのだった。



「っつーか、酒臭いっての。部屋帰れ。酒の匂い嫌いなんだよ」
「三上せんぱーい俺と遊んでくださいよー」
「いやだ」
 何が楽しいのかケラケラ笑って、ふらつきながら回るようにしてベッドの上に倒れた。
「あーそこは渋沢の所だぞ」
 我らが主将は次の試合のための打ち合わせをしているため、今この部屋にはいない。
「うにゃーキャプの匂いー」
「むしろお前の匂いのほうがまずいんじゃねーの」
 酒の匂いに渋沢はどう対応するか…
 やれやれと思った瞬間に藤代にタックルをかまされて、まさか半分寝てる奴からそんなことされるとは 考えもしなかったから不覚にもよろめいたら藤代に引き寄せられて……ん?
「おい」
 正直こういう体制は女とがいい。(しかも上下逆で)
「三上先輩ー」
 目がイってる。
 こいつを剥がしたいが、今、男の力と重さと重力の関係について考えてみた…抵抗のしようがなかった。



 いや、抵抗は試みているが勝算はあまりなかった。
「ちょっ…お前やめろ」
 酒の匂いが近付いて……



(あ、あのxをAに置き換えれば良いんだった)
 いつだって考えるのはつまらないこと。
 さっき藤代が入ってくるまでの間考えていた数学の問題が今簡単に解けた。



(てか慣れてんなー)
 ん?
 ……ん?



「やめろ藤代、キレるぞ」
 かつて、キスをしながら喋るのは嫌いだと言ったのは自分だった。



「や、」
 やめろと言おうとした口は卑劣な手段で封じられた。
 舌を噛み切ってやろうかと思ったがそうすると必然的に相手のだけではなく自分のも噛み切ってしまうことになるから却下した。
(やば、キモ……)
 頭がぐるぐる回りだす。
 最後に酒…といってもチューハイだったが…を飲んだ日を思い出す。
(まじ、気持ち悪い)



 藤代の唇が離れてしばらくしても頭がぼんやりして動けなかった。
 ガチャリとドアが開いた。
「キャプおかえんなさーい。お疲れ様でーす」
 渋沢が驚いた顔をした。
 藤代の存在に驚いたのではなく恐らく、
「三上、俺のベッド」
「……ああ」



 正直、今の気分はやけくそだった。




注意事項:
1:これは私が電柱人さんのために携帯電話で朝から電車で、バスで、図書館で打ちつけたものです。(製作時間・約2時間)
2:私はホイッスル!初心者なので、キャラなんてつかめてません。
3:その上、笛CPは初めて書きます。(処女作ってやつです)(違います)
4:妄想力を満開にすると楽しいかもしれません。(電柱人さんはそうやって楽しんでいました)

 てな、文章を、公開した時はつけていましたよ。(笑)
 てゆうか、タイトルが「時間間隔がもうわかんない」になってるし。「間隔」じゃなくて「感覚」だろう!
 と言うつっこみを、地味に一人で入れました。
 ええと、このリクエスト内容は「ベロチューが入ってると嬉しい。プライドが高い三上さんで、藤代攻め。」でした。
 これを笑いながら友達に言うとヒかれました。(でも書いちゃいました)
 なんだかんだ言って、最近わりとホモ書いてます。(おそらく)

 で、いきなりですが、タイトルの文字の色の名前は「ストロベリーレッド」らしいです。かーわーいー!……と思いませんか?(笑)


MIKO ...2004/08/17